ラウンド業務を記録から、気づきの場と変える
Making Hospitals Safer.
らうんどナースとは
院内のラウンドは、日々欠かせない患者さんとのコミュニケーションの場です。
患者さんに敬意(Respect)をもって、健康状態を観察(Observation)し、患者さんの状態やニーズを理解(Understanging)することが大切です。
一方で、日々の業務などに追われ、バイタルサインの記録やケアの実施で手一杯という話もよく聞きます。近年、無線機能を内蔵したバイタル測定機器の登場やタブレットの活用で、リアルタイムに情報を共有することが可能になってきました。
しかし、バイタルサインはタブレットでも、ケア項目は電子カルテから、看護必要度は師長さんが聞き取ってまとめているなど、ICT機器をうまく使いこなせていないのも現状です。
そこで、らうんどナースの登場です。持ち運びやすいスマートフォン上のアプリとして開発され、ラウンド業務に必要な機能を1つにまとめたアプリが出来上がりました。
らうんどナースは記録ではなく、情報の共有、気づき、早期介入を重視しています。
そのため、RRSなどで採用されるEWS(Early Warning Score:早期警戒スコア)をその場で確認することができ、バイタルサインの測定とスコアによる気づきと介入を同時に実現しています。
また、バイタルサインだけでは防げない、予期せぬ心停止やICUを防ぐため、ケア項目や看護必要度Bも、これ1台でこなします。データ入力はバイタル測定機器をスマートフォンにタッチするだけ。他の項目も簡単に入力できるので、業務負担を軽減します。
ラウンド業務を記録で終わらせるのはもったいありません。データからの気づきを促しながら、ラウンド業務の現場から、働き方を変えていきませんか。
患者さんの徴候を院内で共有するために
患者さんに最も近いところで活躍する看護師さんの負担を減らしながら、バイタルサインなどのデータ収集と気づきを促した後、大切なのは院内でのデータの共有です。
そのために、電子カルテと連携してバイタルサインを経過表(温度版)などに記録するだけでなく、オプションのベッドマップやRRS支援システムと連携して、予期せぬ急変への早期介入を実現します。
医師の働き方改革や、医療DXが叫ばれるなか、重要な役割をになう看護師さんのラウンド業務からDXを始めてみませんか。